ラジオCMの料金|放送費・製作費の料金相場、放送されるまでの流れなど解説
「ラジオCMを検討している。料金がいくらかかるのか知りたい。」とお悩みの方へ。
ラジオCMは、マス広告の中でも比較的コストを抑えられる傾向があります。
また、「エリアを絞れる」「公共の電波を使用することで一定の信頼性が得られる」などのメリットもあり、費用対効果が高い広告を実現できますので、おすすめです。
今回は、数多くの企業様のラジオCMを手掛けてきた埼玉の総合広告代理店、株式会社サムライが以下のポイントを中心に、ラジオCMの料金相場をわかりやすく紹介します。
このコラムのポイント |
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目次
ラジオCMの料金は放送費と製作費に分かれる
ラジオCMの料金は、「放送費」と「製作費」に分かれます。
ここでは、それぞれの特徴や仕組みを紹介します。
放送費(出稿料金)
ラジオ放送局は、AM局とFM局に分かれていて、全国のさまざまなエリアに存在します。
各放送局や時間帯、曜日などによって放送費が異なることに注意しましょう。
また、以下のようにラジオCMの種類によっても費用が異なることに注意が必要です。
- タイムCM:特定のラジオ番組のスポンサーとして流される音声広告
- スポットCM:放送する回数や期間を指定して放送される広告
制作費
ラジオCMを制作するには、以下のような工程が必要です。
- 原稿作成・考査
- キャスティング
- 音源制作、収録、編集 など
ラジオCMには映像がないため、「音」「言葉」により商品・サービスの魅力をユーザーに伝える必要があります。
音源制作は、一般の方には難しい作業になりますし、録音や編集、原稿をまとめる必要があるため、ラジオ制作は専門業者に依頼することをおすすめします。
以下の記事でラジオCMの特徴やメリット・デメリットなどを確認できます。
>ラジオCMの費用対効果|特徴やメリット・デメリット、種類など解説
埼玉を中心とする関東エリアで、ラジオCMを検討中の方は株式会社サムライにお問い合わせください。
プランニングからデザイン制作・撮影・納品までワンストップで提案いたします。
ラジオCMの料金相場
一般的にラジオCMを放送するのにかかる費用は、「放送費」と「制作費」の合計になります。
ここでは、ラジオCMの放送費と制作費の料金目安を紹介します。
ラジオCMの放送費(出稿料金)の目安
ラジオCMは出稿する地域や放送局により、費用が異なります。
ここでは、一般的に利用されることが多い20秒スポットCMあたりの料金相場をお伝えします。
※ここで紹介する料金はあくまでも目安です。実際の出稿料金は時間帯・曜日、需要などにより変動するため、依頼する業者に確認しましょう。
エリア | 出稿料金目安 |
---|---|
北海道エリア | 約20,000~25,000円 |
東北エリア | 約11,000~30,000円 |
甲信越エリア | 約13,000~28,000円 |
関東エリア | 約7,000~110,000円 |
北陸エリア | 約17,000~18,000円 |
東海エリア | 約15,000~40,000円 |
関西エリア | 約20,000~70,000円 |
中国エリア | 約17,000~28,000円 |
四国エリア | 約18,000~28,000円 |
九州エリア | 約12,000~53,000円 |
沖縄エリア | 約11,000~20,000円 |
放送料金に関しては、地方局では数千円~5万円程度が料金相場になるのに対し、東京では、2万円~10万円程度が料金の目安になります。
また、ラジオCMの料金は、「CMの秒数」「種類」「どの番組に配信するのか」などさまざまな要素を含めて決定しますので、明確な料金表がないことに注意しましょう。
ラジオCMの制作費の料金目安
「ラジオCMの制作費は一本あたりいくらなのか」と疑問に思っていらっしゃる方も多いかと思います。
ラジオCMの制作には、以下のような費用が発生します。
- 原稿料
- ナレーター出演料
- 録音、演出、編集にかかる費用
- スタジオ利用料 など
一般的にラジオCMの制作費の相場は、15~50万円程度と言われていますが、フルオーダーメイドになるため、一概に値付けすることができないことに注意しましょう。
例えば、有名なタレントをキャスティングすれば高い広告効果に期待できますが、その分費用もかかりますし、オリジナルの音源を作成すれば工数がかかるため費用も上がります。
以下の記事でタレントキャスティングのメリット・デメリットを確認できます。
>タレントキャスティングのメリット・デメリット|費用や効果を高めるポイントを紹介
radikoにCMを出稿する際の料金目安
radikoとは、インターネットラジオサービスのことを指し、スマートフォンやパソコンなどで自身のエリア外の全国のラジオを聴くことができます。
radikoでCMを流すには、以下の2パターンがあります。
- 通常のラジオCMに出稿する
- radiko audio Ad(ラジコオーディオアド)を利用する
通常のラジオCMの出稿料金はここまで紹介してきたとおりですが、ラジコオーディオアドを利用してradikoからCMを放送する料金の目安は20秒CM完全視聴単価:3円~になります。
ラジオCMが放送されるまでの手順
「ラジオCMの始め方がわからない」とお悩みの方は、ラジオCMの実績が豊富な広告代理店に依頼することをおすすめします。
広告代理店に依頼することで、原稿制作、ナレーター手配、収録放送局のCM枠の手配までワンストップで実現できるからです。
ここでは、ラジオCMが放送されるまでの流れを解説します。
放送枠を確保する
ラジオCMを放送するためには、CM枠を用意する必要があります。
広告代理店に連絡を取り、自社の商品・サービスのイメージ、ターゲット層、予算などを広告代理店に伝えれば、放送局・番組、出稿形式などの提案をしてくれます。
ラジオCMをつくる
一般的にラジオCMの制作には、原稿と音源の制作が必要です。
原稿と音源をご自身で制作できれば、コスト削減になりますが、ラジオCMには放送局独自の審査があり、審査基準を満たさないと放送できないことに注意しましょう。
また、「広告のプロ」である広告代理店に依頼することで、「ターゲティング」「ストーリ性」など効果的なラジオCMを制作できます。
ラジオCMを放送後、効果測定を行う
ラジオCMの内容が決定次第、正式に放送局に発注します。
放送後の効果測定は、GRPと呼ばれる一定期間に流されたラジオ広告の合計視聴率を指標とし、こちらの数値が大きいほどより多くの人に認知されたと判断できます。
ただし、GRPには以下のようなデメリットがあることに注意しましょう。
- 計測している放送局が一部に限られる
- GRP単独ではコンバージョン率を計測できない
株式会社サムライは、原稿制作からCM素材納品までワンストップで対応できる総合広告代理店です。
通常、お申し込みから放送開始まで12営業日のお時間をいただいておりますが、「特急プラン」をご活用いただくことで、さらに納期を短縮することも可能です。
効果的なラジオCMにするためのポイント
最後に、効果的なラジオCMにするためのポイントを紹介します。
ラジオCMは、「音声のみで商品を訴求する」「地域に密着した配信ができる」などの特徴があり、このような特徴を活かすことで効果的なラジオCMになります。
ターゲットを絞る
自社の商品・サービスに合ったターゲットを明確にし、放送する時間帯や番組を選定することで効果的なラジオCMになります。
(例)
- 「主婦をターゲットにしたい」:10:00~14:00に放送する
- 「ドライバーに訴求したい」:交通情報のラジオCMに出稿する など
ラジオCMに向いている商材を選定する
ラジオCMに向いている商材を選定することで、コンバージョン率を高められます。
(例)
- ドライバー向けのCM
- 地域の店舗のキャンペーン など
テレビCM、Web広告などの複数のメディアと併用する
ラジオCMの効果の1つに、「イメージトランスファー効果」があります。
イメージトランスファー効果とは、ラジオCMを聞いたときに、以前見たテレビCMやWeb広告などの映像を頭の中で思い浮かべることを指します。
したがって、テレビCMやWeb広告と合わせて配信することで相乗効果が生まれ、商品・サービスの認知度をさらに高められる傾向があります。
以下の記事でテレビCMのメリット・デメリット、成功事例などを確認できます。
>テレビCMは効果がない?|メリット・デメリットや効果測定の方法、成功事例など紹介
まとめ
今回は、ラジオCMの料金について紹介しました。
ラジオCMには、大きく分けて「放送費」と「制作費」があり、放送局や地域、「どのようなCMを制作するか」により費用が異なりますので、目的や予算に応じて適切な方法を選択しましょう。
今回紹介した情報が「ラジオCMの料金」についてお悩みの方の参考になれば幸いです。
埼玉を中心とする関東エリアで、ラジオCMを検討中の方は株式会社サムライにお問い合わせください。
ラジオCMのプランニングからデザイン制作・撮影・納品までワンストップで提案いたします。