SP広告のメリット・デメリット|効果的な広告にするためのポイント、マス広告との違いなどを解説
「SP(セールスプロモーション)広告は効果があるのか」とお悩みの方へ。
SP広告とは、セールスプロモーション広告の略語で、主に商品・サービスの販売促進のために使われる広告の方法で、たくさんの種類があります。
効果的なSP広告を行うためには、メリット・デメリットや種類を把握し、自社に合ったSP広告を選択することが重要です。
今回は、数多くの企業様のSP広告をサポートしてきた埼玉の総合広告代理店、株式会社サムライが以下の項目をわかりやすく紹介します。
このコラムのポイント |
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SP広告の種類|Web広告、マス広告との違い
SP広告とは、Web広告、マス広告以外のオフライン広告全般を指し、たくさんの種類があります。
1つひとつ見ていきましょう。
交通広告
交通広告とは、電車、バス、飛行機、タクシーなどの交通機関に広告を掲載することを指し、以下のような特徴があります。
- 信頼性が高い
- 効果的なブランディングに期待ができる
例えば、以下の事例はバスの車体にラッピング広告を施したものです。
【バスラッピングの制作事例】
バスが広告となって走るため、多くの方に長期的に訴求できます。
<制作実績>バスラッピング
屋外広告
屋外広告とは、多くの人が通行する屋外スペースに設置する広告のことです。
代表的な屋外広告は、看板、ポスター、デジタル表示版などがあり、以下のような特徴があります。
- 長期間継続して広告できる
- 広い対象にPRできる
POP広告
POP広告とは、消費者に対して店外・店内で直接的に展示される広告のことを指し、のぼり、パネル、ポスターなどを使って新商品のアピールやキャンペーンの告知などを行います。
以下の記事ではPOP、SNSなど販促ツールについてくわしく紹介していますのでぜひごらんください。
>POPやSNSなど販促ツールは目的によって種類を選ぶと効果的|ノベルティ、CMなどの制作事例も紹介
DM広告
DM(ダイレクトメール)広告は、チラシ、ハガキ、カタログなどを直接送付する方法のことを指し、基本的には既存の顧客情報に基づいて送付されます。
上記のようなオフラインのDMのほかにデジタルメディアを使用したダイレクトメッセージも効果的です。
折込広告
折込広告とは、新聞やフリーペーパーにチラシを挟み、消費者に直接届ける広告方法です。
オフラインの広告の中でも効果への即効性があり、配布日・サイズなどの自由度も高いことが特徴的です。
会員誌広告
会員誌広告とは、特定の企業や団体が会員に向けて発行する会員誌に掲載される広告です。
例えば、通販会員に向け発行されるカタログやゴールドカード保有者向け会員誌などもあります。
フリーペーパー広告
無料で配布される情報誌に、広告を掲載するフリーペーパー広告もSP広告の種類の1つです。
フリーペーパーには様々な種類があり、自社のターゲット層に訴求できるフリーペーパーを選ぶことで効率的に広告できるのがメリットです。
イベント・展示会
イベントや展示会などに出展することもSP広告の1つです。
イベントで自社の魅力を伝えられれば、新たな潜在顧客の掘り起こしにもつながります。
例えば、以下の事例のようにイベント参加者への記念品として、ノベルティを配布することで、より印象的なイベントになります。
【ノベルティの制作事例】
潜在顧客の掘り起こしについては、以下の記事でくわしく紹介していますので、ぜひごらんください。
>潜在顧客とは掘り起こしが必要な顧客|顕在顧客・見込み客との違い、マーケティングの手順など解説
SP広告、Web広告、マス広告の違い
SP広告、Web広告、マス広告の違いについては、以下の表のとおりです。
種類 | 特徴 |
---|---|
SP広告 | 販売促進を目的とする広告 |
Web広告 | Webを媒体とする広告 |
マス広告 | テレビ・ラジオ・新聞・雑誌を媒体とする広告 |
SP広告は、売り上げを促進するための広告であることが、Web広告やマス広告との違いです。
以下の記事では、Web広告の種類をくわしく解説していますので、ぜひごらんください。
>web広告の種類をわかりやすく解説|メリット・デメリット、費用なども紹介
埼玉を中心とする関東エリアでSP広告を検討中の方は、株式会社サムライにお問い合わせください。
交通広告からポスター制作まで幅広い範囲でSP広告のアイデアを提案いたします。
SP広告のメリット・デメリット
ここまで紹介してきたとおり、SP広告には様々な種類がありますが、メリット・デメリットがあります。
SP広告を効率的に活用するためにも事前にメリット・デメリットを知っておきましょう。
SP広告のメリット
SP広告のメリットは、以下のとおりです。
効果測定がしやすい
SP広告は、他の広告と比べ、以下のように効果測定がしやすい傾向があります。
(例)
- 折込チラシを配布:配布数に対して反響率を算出
- クーポンを配布:クーポン一枚あたりの売上を算出
このように、正確な効果測定を行うことで、内容を見直し、新たな施策を講じることができることが、SP広告のメリットです。
売上増加効果が高い
SP広告を実施する際に、セールやキャンペーンなどの施策を行うことで消費者に購買を促すことができます。
これにより、短期的に売上の増加が見込めます。
費用対効果が高い
SP広告は、マス広告と比べると比較的低コストで実施可能で、高い効果が期待できます。
また、即時性が高いこともSP広告のメリットです。
反復性が高い
屋外広告や交通広告など日常的に使われている場所に継続して広告することで、同じ広告を反復して見てもらうことができます。
これにより、消費者に自社のサービスや商品を自然な形でアピールすることが可能です。
SP広告のデメリット
SP広告のデメリットは、以下のとおりです。
マス広告と比べると、リーチできる人数が少ない
SP広告は、オフラインで行なうことが多いため、マス広告と比べるとリーチできる人数は少なくなりがちです。
したがって、ターゲットを絞って広告することが重要になります。
費用対効果が悪くなるケースもある
例えば、イベントや展示会への出店は、運営スタッフの確保、製作費など手間と費用がかかりますが、来場者数によってはかかったコストに対して効果が得られないこともあります。
SP広告の効果を最大限に上げるためのポイント
SP広告の効果を最大限に上げるためには、以下のポイントが重要です。
- 市場調査を行い適切なターゲット層に訴求する
- 他の広告も組み合わせる
市場調査を行い適切なターゲット層に訴求する
SP広告を行う前に、市場調査を行い自社のサービスや商品を購入してもらえるターゲット層を明確にしましょう。
例えば、若者向けの商品であればSNSを活用すると効果的ですが、高齢者向けの商品であれば折込チラシや屋外広告などを検討した方が効率的だからです。
また、広告のデザインもターゲット層に合わせる必要があります。
事前に市場調査を行い、適切な種類の広告方法を選ぶようにしましょう。
他の広告も組み合わせる
SP広告だけでなく、Web広告・ホームページなどデジタル広告も組み合わせることで広告の効果が高まる傾向があります。
例えば、ラッピングバスを見た消費者が商品に興味を持ってインターネットで自社のサービスや商品を検索するような動線をつくることができれば、広告の効果が高まります。
埼玉を中心とする関東エリアでSP広告を検討中の方は、株式会社サムライにお問い合わせください。
ご希望に合わせて様々なバリエーションのSP広告を提案いたします。
まとめ
SP広告には、マス広告やWeb広告にはない魅力があります。
また、ターゲット層を明確にし、他の広告も組み合わせるなどの工夫によりさらに効果が高まり、費用対効果の高い広告になります。
今回紹介した情報が、SP広告を検討している方の参考になれば幸いです。
株式会社サムライは、エリアを細分化したPRを得意としています。
様々なバリエーションのSP広告を提案可能です。ぜひお気軽にご相談ください。