効果的な大学の広告戦略|ブランディングの成功例やオープンキャンパスの集客方法など紹介
少子高齢化により大学の受験生が減少傾向にある中、広告戦略の重要性が高まっています。
単純に広告を出稿するだけでなく、独自の魅力を学生に伝え、「この大学に行きたい」と思わせるクオリティに仕上げることが大切です。
そこで今回は、数多くの大学広告の制作実績のある埼玉の広告代理店、株式会社サムライが、以下の項目をわかりやすく紹介します。
このコラムのポイント |
|
多くの受験生を獲得するための効果的な大学の広告戦略がわかります。ぜひ最後までごらんください!
目次
効果的な大学の広告戦略
広告を出稿する目的は、学生に興味を持ってもらうことです。
そのためには、ターゲットを明確にし、学生に「この大学に行きたい」と思わせるブランドイメージの構築と、より多くのステークホルダーへの認知の拡大が重要です。
大学のブランドイメージを構築する
数多くの大学の中から、学生に選ばれるブランドイメージを構築するためには、以下のようなポイントを意識しましょう。
- 大学の独自性・強みをアピールする
- ブランドイメージを統一する
- 学生が何を求めているかを調査する
- 定期的な効果測定を実施
例えば、「○○を勉強したいなら○○大学」のような強みがあれば、アピールしましょう。
その他にも、「おしゃれな大学と言えば○○」「国際的な大学と言えば○○」など自校の独自性をアピールすることで競合との差別化を行うことが重要です。
また、世間の印象と大学側の強みが一致しないこともありますので、以下のようなツールで世間から持たれているイメージを把握し、広告の内容を検討しましょう。
- 「大学ブランド・イメージ調査」(日経BPコンサルティング)を利用
- 学生アンケートを実施
- Instagram、X(旧ツイッター)などSNS上でリサーチ
ブランディングの使い方については、以下の記事でくわしく紹介していますのでぜひごらんください。
>「ブランディング」の意味・確立したブランディングの使い方を簡単解説|ブランディングを図る手順
効果的な大学の広告方法
大学の広告方法には、以下のように大きく分けてホームページやSNSなどオンラインで広告する方法とオープンキャンパスやTVCMなどオフラインで行なうものがあります。
オンラインの大学広告 |
|
オンライン広告は、認知拡大効果があるので潜在層へ向けてアプローチできるのがメリットです。
オフラインの大学広告 |
|
大学の雰囲気や施設などを実感できるオープンキャンパス・入試説明会などのイベントは、オンライン広告では伝えきれない大学の魅力をアピールするチャンスです。
埼玉県を中心とする関東エリアで「効率的な大学広告」についてお悩みの広報担当者様は、株式会社サムライにお問い合わせください。
オンライン、オフラインを問わず大学のイメージアップにつながる広告方法を提案いたします。
大学の広報におすすめのオンライン広告|HP、SNS、web広告など
大学の認知拡大やブランディングを行うには、ホームページ、SNSなどオンライン広告が効果的です。
ここでは、大学の広報におすすめのオンライン広告について解説します。
ホームページ
学生が大学の情報収集をするツールとしてホームページの利用率が高いので、大学の情報発信をするだけでなく、自校の魅力を伝える見やすいホームページを作成しましょう。
併せて、オープンキャンパスの告知、問い合わせなどもわかりやすく配置することで、受験者数の増加につながります。
SNS
総務省が公表している「令和5年通信利用動向調査」によると、大学がターゲットとする13~19歳までの学生層の90%以上がSNSを利用しています。
また、SNSの利用目的は「知りたいことについて情報を探すため」が63.4%に及んでいることからも、SNSを有効活用することで効果的な大学広告が期待できます。
参考;総務省統計調査データ「通信利用動向調査 令和5年調査」
また、一口にSNSと言っても以下のように多くの種類と特徴がありますので、目的に合ったものを利用しましょう。
- Instagram:写真・画像・動画など視覚的に訴求できる
- X(旧Twitter):トレンド情報収集、双方向コミュニケーションが可能
- YouTube:動画配信がメイン
- TikTok:面白い、楽しいなどのコンセプトで活用できる
- LINE:日本で利用率が高いSNS
- Facebook:世界的に利用率が高いSNS
(例)
「写真・画像・動画」など視覚的に訴求したい:Instagram、YouTube
「海外の留学生を募集したい」:Facebook
「学生とコミュニケーションを取りたい」:X(旧Twitter)
その他のweb広告
web広告にも様々な種類がありますが、以下のような広告がおすすめです。
- ディスプレイ広告:プラットホーム上に表示される広告
- リスティング広告:ユーザーが検索したキーワードに関連して表示される広告
- ネイティブ広告:記事広告など
以下の記事では、web広告の種類をわかりやすく解説していますので、ぜひごらんください!
>web広告の種類をわかりやすく解説|メリット・デメリット、費用なども紹介
大学の広報におすすめのオフライン広告|オープンキャンバス、TVCMなど
インターネットを介しない広告やイベントによるアプローチは、オンライン広告にはない魅力があります。
ここでは、大学の広報におすすめのオフライン広告を紹介します。
TVCM、ラジオCM、新聞広告
TV、ラジオ、新聞による広告は、社会的な信頼度が高いことが共通したメリットです。
また、認知されていない潜在層へのアプローチにも効果的です。
以下の記事では、認知されていない潜在層へのアプローチの仕方などをくわしく紹介していますので、ぜひごらんください。
>潜在顧客とは掘り起こしが必要な顧客|顕在顧客・見込み客との違い、マーケティングの手順など解説
オープンキャンパス
オープンキャンパスとは、大学・専門学校が開催するイベントで主に受験生や保護者を対象に開催され、以下のようなメリットがあります。
- 学生と大学側のミスマッチを防げる
- 学生に実際の自校の魅力を伝えやすい
- 成功すれば出願数の増加が見込める
また、オープンキャンパスを成功させるためには、下記のような工夫をしましょう。
- SNS、web広告などを有効活用する
- 魅力のあるプログラムを構築する
- ノベルティを充実させる
特に、オープンキャンパスに参加した学生に、学校名がプリントされているタオルやボールペンなど魅力的なグッズをノベルティとして配布すると、自校を印象付けられますのでおすすめです。
埼玉県を中心とする関東エリアで「オープンキャンパスの集客方法」についてお悩みの広報担当者様は、株式会社サムライにお問い合わせください。
TV、ラジオ、新聞広告からノベルティの制作までご希望に合わせた集客方法を提案いたします。
大学の広告|ブランディング成功例
ここでは、大学や専門学校の動画広告により、ブランディングや認知拡大に成功した実際の成功例を紹介します。
TVCMにより認知拡大に成功した事例
こちらは、埼玉県の専門学校様のTVCMの制作事例です。
認知拡大・潜在層へのアプローチに効果的なTVCMにより、オープンキャンパス告知と学校の知名度アップを効果的に伝えることができました。
YouTube広告により大学の認知度アップに成功した事例
こちらは、埼玉県の大学様の認知度アップに成功した事例です。
認知の拡大と同時に、「何を学べる大学なのか」をイメージできる広告を実現しました。
埼玉の広告代理店、株式会社サムライには、ほかにもテレビCM・SP広告・Web広告などの制作実績がございます。ぜひごらんください。
〈制作実績〉
まとめ
今回は、効果的な大学の広告戦略を紹介しました。
ホームページ、SNS、web広告などのオンライン広告とオープンキャンパスのようなオフラインのものを併せて実施することで、大学の魅力や認知を向上させることができます。
少子高齢化の中、大学の広告の重要性は今後も高まることが予想されます。
今回紹介した情報が大学の認知度拡大やブランディングでお悩みの方の参考になれば幸いです。