テレビCMは効果がない?|メリット・デメリットや効果測定の方法、成功事例など紹介
「実際のところテレビCMは効果があるの?」と疑問に思っていらっしゃる方へ。
結論から言えば、テレビCMは依然として非常に大きなメディアであり、その効果は大きく、他の広告媒体よりも優れているポイントも数多くあります。
しかし、使い方によっては費用対効果が低い広告になってしまうこともあるので注意しましょう。
今回は、数多くの企業様のテレビCMをサポートしてきた埼玉の代理店、株式会社サムライが以下の項目をわかりやすく紹介します。
このコラムのポイント |
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テレビCMの効果を最大限に引き出せる方法がわかります。ぜひ最後までごらんください!
テレビCMの効果
総務省のデータによると、2020年の1日のテレビの平均利用時間は163.2分となっており、依然として国内では大きなメディアであることがわかります。
出典:総務省「情報通信白書令和3年度版」
ここでは、「テレビCMを行うことでどのような効果が得られるのか」について解説します。
テレビCMの3つの特徴|「Speed UP」「Scale UP」「Interest UP」
テレビCMと他の広告媒体を比較すると、以下のような特徴があります。
効果 | 特徴 |
---|---|
Speed UP | 不特定多数に早く情報を伝えられる |
Scale UP | 老若男女が視聴しているので、幅広い層に訴求できる |
Interest UP | 興味関心を集めやすい |
さらに、テレビCM自体が、信頼性の高い情報であるという印象があるため、ユーザーからの信頼を獲得しやすい傾向があります。
テレビCMのメリット
テレビCMは、「認知拡大効果」「ブランドイメージの拡大効果」「売上向上効果」に期待できるのがメリットです。
認知拡大効果
不特定多数、幅広い層に訴求できるテレビCMは、企業や商品・サービスの認知拡大効果があります。
多くの人に、「どのような会社なのか」「どのような商品があるのか」などを認知させることは、マーケティングにおいて重要な施策です。
このように、テレビCMは潜在顧客にアプローチする販促ツールとして活用できます。
以下の記事では、販促ツールの種類、制作事例などを紹介していますので、ぜひごらんください。
>POPやSNSなど販促ツールは目的によって種類を選ぶと効果的|ノベルティ、CMなどの制作事例も紹介
ブランドイメージの拡大効果
ブランドイメージとは、消費者や企業が自社の商品やサービスに対して持つ印象のことを指します。
信頼性の高いテレビCMで、自社のイメージを上手に伝えることができれば、競業他社との差別化、市場優位性を確保できます。
ブランディングの重要性については、以下の記事でくわしく紹介していますのでぜひごらんください!
>「ブランディング」の意味・確立したブランディングの使い方を簡単解説|ブランディングを図る手順
売上向上効果
上記のような、認知拡大効果、ブランドイメージの向上ができれば、自社のサービスや商品を購入する機会を増やすことができるので、結果的に売上向上につながりやすいです。
また、テレビメディア自体の信頼性から「テレビで紹介している商品だから安心」という印象を与えることも、売上向上につながります。
埼玉県を中心とする関東エリアでテレビCMを検討中の方は、株式会社サムライにお問い合わせください。
幅広い層に企業様のブランドイメージや商品・サービスの魅力を伝えるテレビCMを提案いたします。
テレビCMのデメリット
ここまで紹介してきたとおり、テレビCMには多くの効果が期待できますが、デメリットもあります。
テレビCMで失敗しないためにデメリットについてもしっかりと把握しておきましょう。
初期コストが高い
「テレビCMは高い」というイメージがありますが、実際のところはどうなのでしょうか。
テレビCMにかかる費用は、「制作費用」と「放送料金」の合計となります。
制作費用の内訳は、以下のとおりで有名なタレントさんを起用すれば、当然にキャスティング費は高額になります。
- 企画費
- キャスティング費
- 撮影費
- 編集費
次に、放送料金ですが、「タイムCM」と「スポットCM」で費用が異なることに注意しましょう。
タイムCMとは、「この番組は○○の提供でお送りします」というようなアナウンスで、企業を紹介するものです。
一方で、スポットCMは、テレビ局の指定した時間に放送されるCMのことを指し、放送料については、関東地方で15秒1本あたり概ね地上波なら300,000円~地方の独立局であれば25,000円~が目安となります。
このように、テレビCMにかかる費用は、様々な要素により異なりますが、web広告と比較すると初期コストが高い傾向があることを把握しておきましょう。
効果測定が難しい
テレビCMの効果測定方法は、大きく分けると以下のとおりです。
GRPで測定:CMの世帯視聴率を計測
GAPを測定:実際にテレビCMが見られているか計測
上記の分析結果と「問い合わせ数」「販売数」などの自社のデータを組み合わせることで、テレビCMの費用対効果がわかります。
以前は、効果測定が難しいと言われたテレビCMですが、昨今では分析ツールも進化し、目的に合わせた効果測定を行えるようになりました。
ターゲットが絞りにくい
テレビCMは、不特定多数の幅広い層に訴求できる反面、ターゲットを絞りにくいという特徴があります。
ターゲットを絞りにくい中、より具体的にターゲットを絞って発信することが重要なポイントです。
テレビCMで失敗しないためのポイント
テレビCMは、初期投資もかかるため、効果を最大限に引き出すことが重要です。
「費用対効果の低い投資になってしまった」と後悔しないためにも、以下のポイントを意識しましょう。
目的に合ったテレビCMを制作する
「商品やサービスの認知を拡大したい」「企業イメージを向上させたい」「商品の購入を促進したい」など目的によって、効果的なCMの内容が変わってきます。
例えば、自社の商品の購入促進が目的なら、イメージに合ったタレントをキャスティングすると同時に、キャッチコピーにより消費者の興味・関心を引くことで、効果的なCMになります。
費用対効果の高いものにする
テレビCMは初期コストがかかるため、他の広告媒体よりも費用が大きくなります。
有名なタレントをキャスティングすれば、広告効果は高まる傾向がありますが、期待できる効果に対して適切な費用をかけるように検討する必要があります。
放映時間についても同様に、「ターゲット層が視聴する可能性の高い時間帯に放映する」「全国区ではなくターゲットエリアの地方局で放映する」などの工夫をしましょう。
ターゲット層を意識する
テレビCMは、ターゲット層を絞りづらいですが、できる限りターゲット層を明確にし、発信することが大切です。
例えば、ターゲット層を分析し、テレビCMを放映する時間帯、曜日、エリアを工夫することで、より効果が高まります。
埼玉県を中心とする関東エリアでテレビCMを検討中の方は、株式会社サムライにお問い合わせください。
ご希望の予算に合わせて、費用対効果の高いテレビCMを提案いたします。
テレビCMの成功事例を紹介
最後に、テレビCMの成功事例を紹介します。
学校の知名度アップ、オープンキャンパス告知を目的としたテレビCMの制作事例
こちらは、埼玉県の専門学校の認知拡大を目的としたテレビCMです。
目的を明確にしてテレビCMを制作したことで、15秒の短い時間の中でもしっかりと学校の魅力を伝えることができました。
企業イメージアップに成功したテレビCMの制作事例
こちらは、企業様のイメージアップに成功したテレビCMの制作事例です。
菅野美穂さんをイメージキャラクターに起用し、「心が帰りたくなる住まい。」に取り組むハウスメーカーというブランディングを実現しました。
大学の認知度向上を目的としたテレビCMの制作事例
こちらは、大学の認知度向上を目的としてテレビCMの制作事例です。
「目的をもった生徒が集まり、専門的な技術を学べる大学」という自校の魅力を十分に伝えることができるテレビCMになりました。
株式会社サムライにはここでは紹介しきれなかった制作事例が他にもあります。ぜひごらんください!
〈制作実績〉
まとめ
企業様の広告媒体としては、インターネット広告が普及していますが、テレビCMも依然として大きなメディアであり、テレビCMならではの効果にも期待できる広告媒体です。
テレビCMには、初期コストがかかりますが、目的・ターゲット層などを明確にし、適切な製作費、放映時間などを選択することで、費用対効果の高いテレビCMを発信できます。
今回紹介した情報が、企業様にとって適切なテレビCM制作の参考になれば幸いです。